2015年02月25日

東京スカパラダイスオーケストラ - ベスト(1989~1997)

BEST OF TOKYO SKA 1998-2007』と同じく、東京スカパラダイスオーケストラのベスト盤。

こっちの方が古いんだが、古さというのは微塵も感じない。 ウォークマンでこの2作をシャッフル再生していも、全く違和感なし。 あくまでスカパラはスカパラなのだ、というワクワクノリノリ感は、こちらでも健在。インストゥルメンタルが多いという点では、こっちのほうが、より純に、その魅力を楽しめるかもしれない。

「セサミストリート」のテーマ曲なんかも、楽しくノリノリですね。

で、『BEST OF TOKYO SKA 1998-2007』とともに、散々聴き倒し、ベスト盤以外にも手を伸ばしてみた。 結局、これら2作がウォークマン常駐となっている。

「スカパラのコンサートに行ってきた。 常に新しいことをやり続けている彼らはすごい」みたいなことを言っている人がいた。 残念ながら、そこまではハマっておらず、勿体ないことをしているかもしれない。 しかし、現行メンバーだけでも9人という大所帯で、スカパラ流を貫いているということは、すごいと思うのですよ。

(松)


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2015年02月23日

王様 - 王様の恩返し

吉田戦車さんのマンガに『伝染るんです。』(うつるんです)というのがある。 キャラクターの一人に「かわうそ」というのがいて、この日本語を話す生き物が、ハワイに異様に執着する。 友達の「かっぱ」や「かえる」に散々迷惑をかけ、挙句の果てには「機械のかわうそ」がとんでもない暴挙に至る。

「トリスを飲んでハワイへ行こう」に代表される、日本人の昭和的なハワイへのあこがれを、健気にに引き受けた「かわうそ」は実に愛おしいキャラクター。

そんな『伝染るんです。』のキャラクターの一人、「王様」そっくりのコスプレをしたアーティストが「王様」。(ウィキペデイアにはその旨の言及はなく、単に王様っぽいキャラクター作りをしたら両者が似ていただけかもしれない。しかし、私にはアーティストの「王様」は、『伝染るんです。』の「王様」にしか見えない。)

【収録曲一覧】
1. 高速道路の星(完全版) 原題 : Highway Star
2. 移民の歌 原題 : Immigrant Song
3. キツネっぽい女 原題 : Foxy Lady
4. 茶色いお砂糖 原題 : Brown Sugar
5. 夏の憂うつ 原題 : Summertime Bulues
6. 黒い犬 原題 : Black Dog
7. 湖上の煙(完全版)原題 : Smoke on the Water
8. 火 原題 : Fire
9. 幻惑されて 原題 : Dazed and Confused
10. 深紫伝説 ~ディープ・パープル日本語直訳メドレー~ 原題 : Highway Star~Speed King~Burn~Smoke on the Water~Woman from Tokyo~Strange Kind of Woman~Black Night~Space Truckin')
11. 王様の恩返し 作詞・作曲 : 王様
ボーナストラック : ユラユラとグルグル(ライヴ・イン・ジャパン) 原題 : Rock and Roll

洋楽ロックでは有名ドコロらしい曲を、日本語に「直訳」して歌っている。 洋楽方面にはとんと疎いんで、YouTubeで原題を、iTunesで本作をと、交互に聴いてみた。

伴奏は、律儀なまでに原題に忠実。 そこに王様流「直訳」の日本語歌詞が乗る。 英語でなんとな〜く、聴いた気になっている曲が、日本語でその歌詞の正体が明らかになってしまう、というシュールな世界を切り拓いている。

「直訳」「直訳」といちいちカギ括弧付きにしたのは、本人も「直訳」と言い切っているが、ただただ横のものを縦にしただけでは、この独特の世界は作れないだろう。 「Rock and Roll」が、「ユラユラとグルグル」である。

原題の雰囲気は守りつつ、英語の歌詞を、伝わる日本語に置き換えるという作業に、並々ならぬ苦労をしたのではないだろうか。 王様の、洋楽ロックに対しても、コトバ選びに対しても、一回り以上してしまった愛というものを、ビシバシと感じる1枚。

あえてもう一言。 『伝染るんです。』には、アメリカからの留学生「ウィリアム」というのが登場し、「椎茸」にどうでも良い攻撃をされてコケにされたりする。 吉田戦車さんは、日本人の心の奥底に潜む欧米崇拝心みたいのをギャグにしており、「王様」はここらへんに共鳴し、あのコスプレになったのではないか。

(竹)



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2015年02月22日

爆風スランプ - SINGLES

活動休止
アルバム『ハードボイルド』を発表した翌年、1999年4月に活動休止を発表。
「爆風スランプ」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2015年2月1日 (日) 09:05 UTC、URL: http://ja.wikipedia.org

ああ解散してたのか。 そして、サンプラザ中野さんについて。
2008年1月15日、日本テレビ系列『踊る!さんま御殿!!』にて、芸名を「サンプラザ中野」から、「サンプラザ中野くん」へ変えたことを発表した。
「サンプラザ中野くん」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2014年10月20日 (月) 06:27 UTC、URL: http://ja.wikipedia.org

改名する有名人というので、改名して再プレイク、という話はあまり聞かないなあ。

コミックバンド的色彩の強い「うわさになりたい」、真面目な「リゾ・ラバ -resort lovers-」、そして「Runner」などなど、改めて聴いても悪くないと思う。 一通り通して聴き直しても、有名どころもも無名どころも、悪くない。

しっかりした、というかかなり高度であろうバンド演奏、叫びつけるようだが決して不快ではない、サンプラザ中野くんのボーカル。 悪くない。

悪くないんだが、活動休止にとなってしまったのはなぜか。

どんな調子の曲も、そつ無くこなしてしまう技術力が、爆風スランプがヒットした理由であり、解散に至ってしまった理由ではないか。 技はあるが、ハートがあるかどうかという点で、どうかと考えてみると、やはり、音楽には、技プラス、ハートが必要なのではないでしょうか。

(梅)




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