2015年01月11日

矢野顕子 - 峠の我が家

やっぱり猫が好き 主題歌収録


ある世代以上の人なら、「やっぱり猫が好き」という、コメディー番組があったことは聞いたことがあると思う。 そのテーマ曲『David』を収録。

「やっぱり猫が好き」は、せっせとVHSビデオをレンタルして観ましたねぇ。ある回で突然、小林聡美さんが、「北へ〜、じゃ●ん〜」と歌いだして、「なんでこんなことしないといけないのかしら」と言っていた。タイアップだとしても、ちっともタイアップになっていないという、ゆるい中にもアナーキーな番組の一面を見せていた。

そんなゆる過激な番組に、ゆるピッシッと筋を入れていたのが、『David』だった。

絶妙な緩急の組み合わせで一気に聴かせる


ニューヨークでも録音したそうだが、そんなことはどうでもよろしい。

ピアノづいた――最近はまたそうではないようだが、矢野顕子さんも悪くはない。
しかし、この頃の、やりたいことを、やりたいだけやりきりました感満載の頃のほうが良い。

「海と少年」。ドラムの出だしが印象的。
夕陽は暮る海に
溶けだして
熱い体をつつむよ
かけだした砂浜に
影のびて
夏の日の終りを告げる
陽射のまぶしさ
いつしか消えさり
素足に潮風
明日にはちりぢり街へもどるよ
いつかまた
文字にすると哀しげな歌詞なのだが、曲では悲哀感はナシ。 あくまでも、スコーンとさわやかなノリで聴かせてくれる。

「一分間」。しっとりと聞かせる一曲。2分半という短い演奏時間のなかに、ぎゅっと濃縮された緊張感が漂う。次の曲『おてちょ(Drop me a Line)』で一転して、ノリの良い曲へ移るのも面白い。

ああそういうことだ。全体として、動の曲と静の曲との配列が絶妙で、非常につくり込んだのだろうなあと感じる一枚。

(松)



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posted by ワタオン | 日本・女性 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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