2015年07月18日

Yellow Magic Orchestra - YMO In The '90s The Pete Lorimer Remix

油そば、と聞いて、「ああ、あれね」とわかる人は、このブログを読んでくれている人の十人に一人もいないだろう。 どういうもんかというと、スープのないラーメン。 少量のタレとラード(多分)に、麺をからめていただく。

「油」と名前が付くが、油分はラーメンより少ないらしい。 わっせわっせとタレと麺を混ぜ、タレと油分が濃厚に絡まった麺をすするのは、なかなか楽しい一時。

諸説があるが、この油そばの元祖と言われているのが、「珍珍亭」。 食べに行ったことがあるのだが、太麺に、ガツリと塩味の効いた醤油タレ、そしてそれを中和させるネギがいい働きをして、ジャンクなんだけど、しっかり作りこんであるなあ、という味を堪能できた。

で、そのインスタント版がマルちゃんから出たんで、迷わず買いましたよ。 その再現度はというと……。

最低。

インスタント焼きそばと変わらん縮れ麺は、本家のそれとは似ても似つかない。 そして、一口目にウッとなる、インスタント面独特の粉臭さ。タレの絡めぐらいが足りんかったかなと、再度混ぜてみるが、変わらず。 タレの残った、最後の一口二口目で、やっとこさ、本家の雰囲気が伝わるぐらい。

ちょっとこれはあまりにひどすぎる。 本家で、近所の亜細亜大学生が、「今月は●回食べれた」とか言ってるものとは、似ても似つかない代物。 あーあー、200円かそこらだが、この10年位で、最もしょうもない買い物となった。

タイトルのアルバム、オリジナルのYMOを、ズンチャカチャカ色付けしただけものもの。 オリジナルのネームバリューに負んぶに抱っこのしょうもないもの、という点で、マルちゃんの珍々亭油そばと共通している。

こんなもんがiTunesのライブラリに入っているのは、私の人生の黒歴史の一つ。 YMOにとっては、これが今なおYMO名義で売られていることは、アルファ商法の汚点。 そして、パッケージに顔写真まで晒している珍々亭の店主にとっては、人生最大の「欲かいて全てを台無し」の典型だろう。

(梅)


posted by ワタオン | 日本・グループ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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