2015年01月18日

東京エスムジカ - 月凪 ~the world of ethmusica primitive~

ケモノ


いい曲ですよ。
あやし獲物 闇の獣 夜目をさまし 耳を済まし
不自由なるもののために 月にむかい遠吠えする

夜のしじま裂いた木霊 弱きを食らい迷いはしない
ただその日の許し求め 月にむかい遠吠えする

ただうまく生きてくために わたしはいくつも嘘をつく
そのために眠れぬ夜と 自由な獣の罪を負う けれど

言葉を忘れ歌を忘れ ただ闇間に牙を散らし
逃げ遅れたこどものよう 月明かりにこの身をさらす

腐りかけのりんごの赤 うまくもなく冷たくもなく
ただその日の許し求め 月にむかい遠吠えする

ただうまく生きてくために 無邪気なあなたを傷つけた
今夜毎 月に向かって わたしは獣の罪を負う ために

空の高さにおそれを抱いて 羽を落とした鳥のように

ただうまく生きてくために わたしはいくつも嘘をつく
そのために眠れぬ夜と 自由な獣の罪を負う けれど
さて、この1曲分の歌詞に負けない本文を書かなければならない。 わっせわっせ。

月凪~the world of ethmusica primitive~の謎


このアルバムの謎1。 インディーズで発売(『月凪~the world of ethmusica~』)されたあと、「月凪」を加えて、ビクターエンタテインメントより実質再発売されている。なんでこんなややこしいことをしたのか?

時期的には、1枚目の『World Scratch』と、『Switched-On Journey』の間。 わざわざ、こんなことをせんでも、満を持して2枚を出せばよかったのではないか。 憶測もいいところなのだが、そうまでもしてでも、早川大地さんが聴かせたかったものが、詰まっているのかもしれない

このアルバムの謎2。 「こだまさおり」さんという人が、「月凪」を含む全8曲中6曲の作詞をしている。 どの詞も愛だの恋だのという、安易な方向へ逃げずに、情緒に深く訴えかける詞となっている。

「こだまさおり」さんがどういう人なのか、ということが知りたくてググるのだが、公式サイトにもウィキペディアにも詳しい、人となり情報が載っていない。
略歴
1999年にビクターエンタテインメントと正式契約。シングル『すき』でシンガーソングライターとしてデビュー。
2002年、作詞家として活動を開始する。
「こだまさおり」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2014年12月19日 (金) 01:16 UTC、URL: http://ja.wikipedia.org

こんなんだけなのだ。 あとは辛うじて、アニメの曲の人なのだなぁというとことが判るぐらいで、つぶやきを見ても、その人となりは皆目わからない。

東京エスムジカで最もエッジの効いた一枚


そんな、謎をはらんだ1枚なのであるが、東京エスムジカのアルバムではこれが一番好きだ。

はじめて東京エスムジカを聴くという人がいたとしたら、より万人向けを意識したであろう、「World Scratch」をいかがですか、ということになる。だが、無国籍感がふわふわと漂いつつも、しっかりと歌と曲で聴かせるという、東京エスムジカらしいエッジが最もたった1枚となると、本作ということになる。

(松)





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2015年01月08日

東京エスムジカ - Switched-On Journey

World Scratch』にピンと来た人なら、こちらもチェック。

Song for Journey

瑛愛(YongAe)さんと平得美帆さんの、ツインボーカルがメインの、初期と現在の東京エスムジカ。しかし、曲オンリーのこの曲もなかなか。

しっとりとした、デパートの閉店時に流れてきそうな曲なのだが、ピアノに沖縄の三線を組み合わせてくるという荒業。それが、ちっとも違和感がない。やるじゃない、早川大地さん。

風の行方

アルバムラストの曲から、一番始めの曲に飛ぶ。
愛し愛され合う人は きっと誰もが
孤独に泣いた夜を知ってるから
だから今はあのころよりもっと素直に
言えるよな気がするよ 良く聞いて
アイラビュー アイラビュー アイラビュー
新しい未来へ進むための
アイラビュー アイラビュー アイラビュー
それぞれの言葉で交わしたアイラビュー
愛だの恋だのという、J-POPの定型的なパターンにはうんざりなのだが、この曲は、よりによって「アイラビュー」なんである。ここまで開き直って、愛だの恋だのど真ん中をついてくると、むしろ心地よい。

J-POPのありがちな線を、あえて、グサリと突いてきているじゃないだろうか。早川大地さん、やるじゃない。

(松)







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2014年12月30日

AKB48 - フライングゲット[劇場版]

AKBのアルバムの、アルバムジャケットは、なんか横長だと思っていたら、こいつは縦に長い。

「フライングゲット」以外の曲がどんなかというと、端的に言ってこんな感じ。

「野菜占い」の歌詞。
トマト キャベツ ニンジン
赤ピーマン たまねぎと
なすに ほうほうれん草
ブロッコリー
かぼちゃ セロリ だいこん
ビート クレソン
小松菜 レタス アスパラ
力が抜けた。

以前、「基本である音楽性は、 1970年代の歌謡曲の手法を踏襲し、 大人数で勝負という戦略。」と書いた。

買わせたい1曲だけは気合を入れて、あとは捨て曲という、ちょっと前のありがちな商法も踏襲。

AKB48というのは、音楽を楽しむという点においては、全然新しくも何ともないのであった。

と、ここまで書いて、iTunes Storeへのリンクをチェック。「野菜占い」が「フライングゲット」より人気になっている。ああ、なんだか良く分からない。

(竹)





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