2016年02月17日

細野晴臣&イエロー・マジック・バンド - はらいそ

はらいそ(PARAISO)は、1978年にアルファレコードから発売された細野晴臣&イエロー・マジック・バンドのソロアルバム、または同アルバムに収録されている曲。タイトルは、ポルトガル語でパラダイス paradise にあたるパライソ paraíso が訛った、キリシタン用語で天国のことである。
ウィキペディア 「はらいそ」より

と、いうことで、細野晴臣さん3回目は『はらいそ』。アルバムジャケット左下にちっこく写ってる写真は、相変わらず口ひげに三白目の怪しげな風貌。タイトルのごとくおチャクラ全開決めてそうな雰囲気(あくまで雰囲気)の、YMO以前の細野晴臣さんを楽しめるアルバム。YMO以前と言いつつも、YMOの雰囲気も出始めていて、この時期の細野晴臣さんの作品のなかでは一番好きだ。

『トロピカル・ダンディー』、『泰安洋行』に次ぐ、トロピカル三部作の最後を飾るアルバムである。
ウィキペディア 「はらいそ」より

「トロピカル」が具体的にどのような国や地域を指向していったものかは、ググっても明確な定義付けがない。 音楽雑誌をあたっても、当然のごとく「トロピカル三部作」と記述があるだけで、金をもらって書いているものがこれでいいのかと問い詰めたくなる。

ざっくりとした認識を文章にしてしまうと、「脱亜入欧」ならぬ「入亜脱欧」ということだろう。 欧米の音楽を日本語の歌詞に載せるという試みに成功→初のソロアルバムでそれを踏襲→さらに突き詰めていき、沖縄を含むアジアをも盛り込んだ音作りへと移行、ということ。

Amazonのレビューに「バリっぽい」という大雑把に感じたレビューがある。正体はインドネシアのガムラン音階。「シャンバラ通信」で使われている。オリジナルのガムランというのは、癒されるとも、単調で退屈とも。 本作では機械的なパーカッション音(多分)とうまく組み合わさっていて、ガムランの良さを美味しいカレーに美味しいご飯の組み合わせのように引き立てている。

とりとめがないようで筋が通っているとらえることの難しさが細野晴臣さんの味だからして、文章もとりとめがなくなってしまうが、この次はモアベターなもんを書きます。

(松)

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2016年02月07日

細野晴臣 - HOSONO HOUSE

この4ヶ月ぐらい、細野晴臣さんのアルバムライブラリを増やすということに執心していた。お約束なんか壊しちまえという野心なり茶目っ気を感じつつも、決して奇をてらったイロモノではないところに心惹かれている。

Amazonを漁り、大きめのTSUTAYAを漁り、iTunes Storeで衝動ダウンロードし、Amazonに戻りその中古価格のべらぼうな高さにため息をつき、街の図書館で見つけほくそえんだりと、充実した音楽鑑賞活動を過ごせている。

細野晴臣さんのアルバムの半分くらい(Amazonを見ているとWikipediaにのってないアルバムが出てきたりするので、正確なところは分からない)を網羅したところ。 なんとなーく、作風を変えつつも共通して伝わってくるものが感じられるということで、見切り千両も承知で投稿してみる。

とりあえず、今後も続くであろう投稿のために、細野晴臣さんの作風を5期に分けるという定義付けからお付き合い下さい。

ソロ黎明期
1970年代前半。唯一作『HOSONO HOUSE』。

とんがった入亜脱欧期
1970年代中盤~後半。独断による代表作『はらいそ』。

YMOの名残期
1980年代前半〜中盤。独断による代表作『S・F・X』

環境音楽期
1980年代中盤〜1990年代。独断による代表作『ナーガ』

安らぎの脱亜入欧期
2000年代。独断による代表作未定。

個々の期がどんなもんかということは、いずれ個々の作品紹介記事にて。 この記事のタイトルにした『HOSONO HOUSE』は、ソロ黎明期のものとした。はっぴいえんどの延長線上の、ロックを日本語に乗せるという試みの集大成と言えるだろう。 いまどきのJ-POPなんかは、結局、これにキワモノ味をつけたものにすぎないと思うのですよ。

だが、 そのスピリッツをより感じられるのは、はっぴいえんどだろう。これをチェックするなら、とりあえず『風街ろまん』から入るのがオススメ。

(竹)

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2015年07月16日

渡辺香津美 - KYLYN

近所にわりと有名ドコロのラーメン屋があり、もう開店して何年も経つというのに、日曜の昼時となると行列ができている。 ラーメンに行列など、まっぴら御免なんで、時間帯をずらして何度か食べに行ったことがある。

味は昔ながらの、ザ・中華そば。 醤油のスープに、やわやわの細麺。

奇をてらわない王道を行く味を、丁寧に守っている。 進化を拒み、既得権に甘んじているとも言える。

私はこの店に対しては、どっちかというと後者のほう寄り派で、近所の繁盛店だというのに、年1回行くかどうかという具合。 しかし、「さあ今日は何にしようか」と言い合っている客もいるからして、前者派の根強いファンもいるのだろう。

渡辺香津美さんの代表作らしい本作もまた、ザ・フュージョン。 確かな技巧で、手堅く聴かせてくれる。 うーむ。 しかしながら、心をしびれさせる何かがあるかというと、私にはないなあ。 SEKAI NO OWARIなんかを、ポテトチップスのゲテモノ味と言いつつも、やっぱ、目先の刺激がないとダメなのかも。

(梅)


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