2016年02月07日

細野晴臣 - HOSONO HOUSE

この4ヶ月ぐらい、細野晴臣さんのアルバムライブラリを増やすということに執心していた。お約束なんか壊しちまえという野心なり茶目っ気を感じつつも、決して奇をてらったイロモノではないところに心惹かれている。

Amazonを漁り、大きめのTSUTAYAを漁り、iTunes Storeで衝動ダウンロードし、Amazonに戻りその中古価格のべらぼうな高さにため息をつき、街の図書館で見つけほくそえんだりと、充実した音楽鑑賞活動を過ごせている。

細野晴臣さんのアルバムの半分くらい(Amazonを見ているとWikipediaにのってないアルバムが出てきたりするので、正確なところは分からない)を網羅したところ。 なんとなーく、作風を変えつつも共通して伝わってくるものが感じられるということで、見切り千両も承知で投稿してみる。

とりあえず、今後も続くであろう投稿のために、細野晴臣さんの作風を5期に分けるという定義付けからお付き合い下さい。

ソロ黎明期
1970年代前半。唯一作『HOSONO HOUSE』。

とんがった入亜脱欧期
1970年代中盤~後半。独断による代表作『はらいそ』。

YMOの名残期
1980年代前半〜中盤。独断による代表作『S・F・X』

環境音楽期
1980年代中盤〜1990年代。独断による代表作『ナーガ』

安らぎの脱亜入欧期
2000年代。独断による代表作未定。

個々の期がどんなもんかということは、いずれ個々の作品紹介記事にて。 この記事のタイトルにした『HOSONO HOUSE』は、ソロ黎明期のものとした。はっぴいえんどの延長線上の、ロックを日本語に乗せるという試みの集大成と言えるだろう。 いまどきのJ-POPなんかは、結局、これにキワモノ味をつけたものにすぎないと思うのですよ。

だが、 そのスピリッツをより感じられるのは、はっぴいえんどだろう。これをチェックするなら、とりあえず『風街ろまん』から入るのがオススメ。

(竹)

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2015年07月16日

渡辺香津美 - KYLYN

近所にわりと有名ドコロのラーメン屋があり、もう開店して何年も経つというのに、日曜の昼時となると行列ができている。 ラーメンに行列など、まっぴら御免なんで、時間帯をずらして何度か食べに行ったことがある。

味は昔ながらの、ザ・中華そば。 醤油のスープに、やわやわの細麺。

奇をてらわない王道を行く味を、丁寧に守っている。 進化を拒み、既得権に甘んじているとも言える。

私はこの店に対しては、どっちかというと後者のほう寄り派で、近所の繁盛店だというのに、年1回行くかどうかという具合。 しかし、「さあ今日は何にしようか」と言い合っている客もいるからして、前者派の根強いファンもいるのだろう。

渡辺香津美さんの代表作らしい本作もまた、ザ・フュージョン。 確かな技巧で、手堅く聴かせてくれる。 うーむ。 しかしながら、心をしびれさせる何かがあるかというと、私にはないなあ。 SEKAI NO OWARIなんかを、ポテトチップスのゲテモノ味と言いつつも、やっぱ、目先の刺激がないとダメなのかも。

(梅)


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2015年07月05日

小沢健二 - LIFE

東京スカパラダイスオーケストラのアルバムに、いまどき、何この、欧米コンプレックスの裏返しのドヤ文章を寄せてしまう小沢健二さん。何この、ではあるが、この突き抜け感は半端ない。 どんな音楽作る人なんでしょうね〜と、とりえず、Amazonで一番レビューが一番多いアルバムをポチリ。

NHK紅白歌合戦出場歴
年度/放送回 回 曲目 出演順 対戦相手
1995年(平成7年)/第46回 初 ラブリー 09/25 岡本真夜
1996年(平成8年)/第47回 2 大人になれば 02/25 相川七瀬
ウィキペデイア 「小沢健二

紅白歌合戦にも出場していたのか。 このアルバムが出ていた頃というのは、私生活がグルングルン目まぐるしく動いていた時期で、歌舞音曲を楽しむという余裕というのは、globeどまりだった。

予想に反した事実その1 → 曲目。

life.PNG

アメリカかぶれ全開の文章を書いちゃうぐらいだからして、globeみたいな横文字全開の曲目を予想していたのだが、以外にも、純和風。

予想に反したことその2 → クォリティー。

紅白出場だからといって、音楽的に優れていることでは全然ない。 いかにも当時流行った、歌謡曲というかJ-POPの典型が出てくると思いきや、きっちり聴かせてくれる品質になっている。

夢で見た彼女と会って FEEL ALRIGHT 誰かのちょっと待ってなんて知らない
LIFE IS A SHOWTIME すぐに分かるのさ
君と僕とは 恋におちなくちゃ
夜が深く長い時を越え OH BABY LOVELY LOVELY WAY 息を切らす
小沢健二 「ラブリー」

あー、やっぱり横文字入れてくるんだが、不思議とそれも鼻につかない。 モノローグなんかも入れちゃうんだが、それも違和感がない。

だが、繰り返し聴きたくなるPassionを感じるかどうかと言われれば、否と即答。 ん、今受けそうな曲や詞はこんなもんでしょ、という狙いすました感が、何度か聴くと耳についてくる。

血筋や、学歴はすんごい人みたい。 しかしまあ、その余裕の才能っぷりから、心血注がんでも、ある程度のものは出来てしまうとも、ある程度のモン止まりに過ぎないとも言えそう。 何にしても、今どき「アメリカが、ニューヨークが」だからして、ちょっと。

(竹)





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