2015年06月16日

坂本龍一 - Playing the Orchestra 2013

うーん……。 これは松屋のカレギュウ。 一つのライスのうえに、牛丼の具とカレーが両方乗っかったアレです。 牛丼もカレーもそれぞれ単品では美味しんですよ。 しかしこれが合わせると、カレーのスパイシーさで牛丼の塩分がかなりきつくなってしまう。 カレーはカレーで、塩っ辛くなった口の中でちょっとくどくなってしまう。

日本を代表する音楽家である坂本龍一さんと、ヨーロッパ数百年の歴史を持つクラシック。 日本人のソウルフードである牛丼とインド数千年(テキトウ)のルーツを持つカレー。 どれも単品ではすばらしいが、組み合わせるならもうちょっと一工夫ほしい。

1996』は、楽器数をしぼりこんで、坂本龍一さんの世界を引き出せるだけ引き出そうという創意工夫感があったが、これはそれがない。

松屋のカレギュウ、社長がトップダウンで作ったメニューらしい。 あんなもんを通年だすのなら、トマトカレーをレギュラー化して欲しいのだが、まあ、鶴の一声がかかった商品だからして、おいそれとは外すわけにいかないのだろう。

このアルバムにも、そういう面はあるのかもしれないと妄想を広げている。 絶対、坂本龍一さんがやりたくてやっている仕事ではないだろう。

中咽頭がんを患い療養中だったが、ぼちぼち活動再開しているらしい。




「全身がんで1年で死ぬ」と公言したが、2年経っても生きている樹木希林さんとか、わざわざ病室から音声だけ中継させた筑紫哲也なんかはがんを使った売名行為じゃないだろうか。 そういうことをしない坂本龍一さんは潔い。

病気をすると、世界が違って見えてくるということはあるらしい。 ほどほど元気に、そろりと新境地を見せて欲しいものですね。

(梅)

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2015年06月15日

尾崎豊 - ALL TIME BEST

盗んだバイクで走り出す 行き先も解らぬまま
暗い夜の帳りの中へ
誰にも縛られたくないと 逃げ込んだこの夜に
自由になれた気がした 15の夜
この歌の人です。

しかしまあ、こんな滅多に更新しない、話が飛びまくるこんな記事でも、音を文章に置換していくという作業はなかなか大変。 どっかに書いてあるようなもん寄せ集めたり、「80年代を代表する必聴盤」みたいな紋切り型の表現なんかネットのゴミを増やすだけなんで、これでも、自分のコトバというのをうんうんひねり出して書いている。

なんでこんなことを書き出したというと、この人もオチャクラ全開系アーティストだったから。 このブログを「オチャクラ」で検索すると分かる通り、本当、この世界はこの系統が多い。 化学系オチャクラがこれだけ顕在化しているということは、ハッパ系オチャクラはさらに影に潜んでいそう。

冒頭に歌詞を乗せた有名曲「15の夜」以外に、何かいい味出している曲ないかなーと、入手したが、まあどれもどれも凡庸な同工異曲。 そんなんでも、やはり音楽を作り出すということは大変なことであり、オチャクラに走ってしまうのかな、と思った次第。

あ、あと、若くして亡くなったというのは、尾崎豊を伝説化させて価値のインフレを起こしたという面はあるでしょうね。

(梅)




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2015年03月29日

坂本龍一 - 音楽図鑑 -2015 Edition- [Disk 2]

坂本龍一 - 音楽図鑑 -2015 Edition- [Disk 1]からの続き。)

Disk 2は、12曲中7曲が未発表曲。 既発表曲の別バージョンばかりでお茶を濁されるかなあ、という予感は良い意味で裏切られた。

音楽図鑑ならぬ、音楽工作室、ペン入れをする前の下書きのマンガのような趣き。

「SELF PORTRAIT - 04A FEATURING MINAKO YOSHIDA」。既収録曲の別バージョンだが、シンプルなメロディーに乗る、綺麗なボーカルが心地よい。

「M16 UNTITLED」。 いまどき家電量販店で売っているキーボードで再現できそうな、単調なドラム音の繰り返しなのだが、ここにまた別のこれも多分ドラムの音が乗る。 坂本龍一さんがこっからどういうふうに、肉付きをして、作品にしていくのか、興味津々。

「M33 UNTITLED」。 ウワワワーという感じで、シンセサイザーの音が広がっていく、坂本龍一ワールドの真骨頂がラストに来る。

ファンの欲目で「音楽工作室」などと表現してみたが、いかにも80年代のシンセサイザー、とう音色の曲が大半。まあ、初代収録曲のような、さんざん作りこまれた曲ががズラリと登場、というわけにはいかず、これに期待したのは、さすがにノーテンキ過ぎであった。ボツにならならければ、こっから初代音楽図鑑のような様々な生音が足し算されていく途上の曲なのだろう。

しかしながら、一聴しただけでは、こいつの良さはわからない。 何度も聴いていくと、シンプルな演奏のなかにも、脂の乗り切った、当時の坂本龍一さんの才気走る勢いというのを、じわじわと感じて来ることができる。

(松)





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