2018年01月07日

のん - エイリアンズ

元能年玲奈さんが音楽活動にも進出する。 「エイリアンズ」はその配信曲の一つ。

のん さんは とんねるず の食わず嫌いに出ていたのを見ていて、その超マイペースぶりが面白かった。 コメディアン視点でのサービス精神の無さを木梨憲武さんにチクリと言われても、動じる気配まったくなし。

彼女の歌もそんな元能年ワールド炸裂かと聴いてみたが、期待はずれだった。

ひたむきさは伝わるんですよ。 音程を外さない、歌詞を間違えないとかみたいな。 だが音楽は音を楽しむものだから、本人が楽しい、プロなら観客を楽しませるのが大前提。 その気配が微塵もない。

結構ビックなカバーみたいなのだけれど、これではカバー元のアーティストもファンも怒るかもしれない。 個人的にその点で「タイムマシンにお願い」の試聴画面をそっと閉じたのは正しい判断だった。

「元能年さんの歌はすごいと」と本人の実力で業界の人が動いたのかなあ? 悪いことを言わない。また大人の都合でなんやかんやがあったら辛いだろうから、自分が楽しいと思える分野で のん ワールドを炸裂させてください。

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2017年07月10日

宇多田ヒカル - 大空で抱きしめて(Single)

宇多田ヒカルさんの本日配信の新曲。 サントリーのCMのタイアップ曲。

Fantômeで拓いたウツJ-POPの気配は消えている。 料理の上手な人が、トマトとニンニクでちゃっちゃと作ってくれたスパゲティのように、気軽に美味しい音楽となっている。

そんな例えは、他にいくらでも転がっているだろう。 気になることがある。

Google Playでの配信がまだかまだかと待っていたのだが、一向に来ない。 !?と思いつつ、届いたメールマガジンを見ると、非ハイレゾ配信は「Apple Music」と「レコチョク」だけだと。 GoogleもAmazonも宇多田ヒカルさんの新曲を扱っていない。(2017年7月10日現在。)

「幻」だったのかもしれないが、どーも昨日の時点ではGoogle Playにはジャケット画像だけは出ていた気がするんですよ。AACフォーマットをGoogleやAmazonの採用するMP3フォーマットにすることなど、家庭用パソコンでも造作もないこと。妄想込と前置きしたうえで、技術的な問題以外のところで、大手配信サイトが配信を始めない何かがあるのかもしれない。

アーティストとレコード会社の関係というのはいろいろとフクザツなようだが、もう、ウツJ-POP道を突き進む、インディーズならインディーズででもと、割りきったほうが納得ずくのお仕事ができるんじゃないですかね? 半端な配信の仕方では、あざとい大人たちの宇多田マネー効果に期待する向きにも応えられないわけですし。

(竹)

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2016年11月03日

宇多田ヒカル - Fantôme

人間活動に専念し、繁殖したりした宇多田ヒカルさんの新アルバム。 『Fantôme』はおフランス語で「幻」を意味するそうです。文字化けしている人もいるかもしれない。 "ô"はoのうえに山マーク。

先行してリリースされた3曲を「宇多田マネーの匂いがプンプン」、「ウツJ-POPという新境地」と書いた記憶があるのだが、アルバムを通しても、その気配が濃厚になっている。

辛うじて軽やかに聴けるのは1曲めの「道」のみ。 っていっても、タイトル名が道ですよ。 なんというか求道的というか、宿痾を背負ったというか、そういう肩にズーンとくる重苦しさを感じられずにはいられないのですよ。 どうも、長年連れ添った毛むくじゃらの愛犬が死んじまった35歳独身女、みたいな哀しさを感じられずにはいられない。

だからして、やはりウツJ-POPの世界はアルバム自体にもおおっている。無理した感の満載なコマーシャル曲「道」はやはりまあ、宇多田マネーの期待に沿うべく無理して明るく振る舞ったのだろうなぁ、と。

これで、終わりににしてもいいのだが、ちょっと語りたい曲をもう1曲。「忘却」がそれ。陰鬱な曲に、梅雨時の靴下みたいな陰鬱な声のラップ(宇多田さんではない誰か男)が乗る。 もう、ウツまっしぐらなわけだが、「強いお酒」と2回繰り返して歌詞が乗る。

宇多田さんに関しては、本人のつぶやきからウィスキー漬けではないかとの観測記事になったりしている。 それを裏付けるのか? そういうマスコミをあざ笑っているのか? と妄想が広がる。

と、1記事にふた言書きたるようなキャッチーさは健在。だけどこれ、とてもとても新たなる生命の歓びみたいなものを感じられる代物ではない。 子供がかわいくてかわいくて仕方がない時期に次アルバムを出せるタイミングではなし、本当、これからいろいろ大丈夫なのか?

(竹)


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