2016年02月29日

中森明菜 - FIXER

中森さんの最新作だがこれはダメだ。 ダメなところ3点。

安っぽいアルバムジャケット

中森明菜さんのアルバムのなかでは、『BEST FINGER 〜25th anniversary selection』につぐショボさ。カメラのキタムラでポートレート撮って、適当にありものの画像と合わせればできてしまいそうな雰囲気。 初回限定盤と通常版で顔写真を変える芸はある。だがこれ、レイヤー1枚入れ替えただけだろう。

オトク感を出そうとして貧乏臭い

「Rojo -Tierra-」と「unfixable」の2曲のアルバムバージョンが収録されている。 通常バージョンも収録されている。 こういうのは、シングル買った人をまた買わせるために収録させるのが常套手段だと思うのだが、両バージョンをいきなり載せるのは珍しい。 お得といえばオトクなんだが、もう入れられるもんは入れちまえというナゲヤリな姿勢を感じられてしまい、貧乏臭くもある。

圧倒的な声量不足

シングルを速攻ダウンロードした「Rojo -Tierra-」の時にはこれも味のうち、と感じていていた。 だが、これが続けざまにくると、もう悲しくなってくる。 30代、40代と夜半を重ね、味を感じさせて来てはいた。ここまで来ると、萎びたみかんを食わされる気分になってくる。

50代、それは仕方のないことなのかもしれない。 しかしながら矢野顕子さんなんか、還暦超えですよ。 それでいて、あのユニークな世界を断じて壊さない声質をキーブなさっているんですよね。 もうちょっと周囲の思惑に当事者がついていけてないのではないか、とひしひしと感じながら、歌姫シリーズを聞き直していたりしている。

(梅)


posted by ワタオン | 日本・女性 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2016年02月14日

村治佳織 - La Estella

細野晴臣さんの箱を開けてしまったのだが、開けて自分の過去記事を見て、「村治佳織さんの技はともかくハートはどうなのかいずれ」ということを書いて3ヶ月放置していたことに気がつく。 とうことで、泥縄で村治佳織さんの続き。

前回紹介した『Re-Cycle』は2012年の、本作『La Estella』は2004年のベストアルバム。 より初期の村治佳織さんに触れてみたが、やはり、あくまでド真面目にという以上の印象は持ち得なかった。 『Re-Cycle』における「コユンババ」のような、技一辺倒なら技一辺倒でぶっちぎっている感もなし。

旨いと評判のカレー屋に行ったことがある。 まあ確かにこだわった何かがあり、家カレーとかは家カレーとしてたまにはまた食べに来ようかな、と思った。が、問題は食べた後。

脱サラしたらしい店主がつかつかと寄ってくる。

店主:辛かったですか?
わたくし:いやまあ、まずまず。
店主:そのカレーはまだ大人しい方です。カレーは□▲※♯◯×%……。

「□▲※♯◯×%」の部分は、5分くらいで忘れた。だが、そのカレー屋には二度と立ち寄ることはなかった。

旨いという自負があるんなら、カレーそのものはドーンと出して、あとは快適に食べられる雰囲気とかに気を配ればいいんですよ。 そういうしゃちほこばった面、村治佳織さんにもあると思う。 確かにギターは上手いが、「こんな技できます、あんな技どうでしょう」ということばかりが、聴けば聴くほど、「□▲※♯◯×%」的に伝わってきてしまうのですよ。

(梅)

村治佳織の関連記事





posted by ワタオン | 日本・女性 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2015年11月01日

村治佳織 - Re-Cycle

綺麗な人ですねぇ。 綺麗な上にギターまでお上手とか、まー世の中不公平だわな。その整った容姿から、さぞかし優等生的ご演奏で聴かせてくれるのだろうなぁと邪推していたら、本当にそのとおりであった。

「オルゴールの世界」っていう、脱法BGMアルバムあるでしょう? まー、それのギター版という感じで古今東西の名曲をカバーしていく。 坂本龍一さんの「戦場のメリークリスマス」と武満徹さんが同居していたりして、挑戦的なんだか、節操ないんだかわかんない状態。だが、あくまで演奏はド真面目に。

アルバム・ジャケットのルックス再優先っぷりからして、中身の方はこんなもの、と思っていたところ、そうでもないのが最後の方にでてくる。それは、「コユンババ」。ググると演奏するのめちゃくちゃ難しいらしい。 こいつをギター弾いた人がない人が聴いてもはっきりわかるほど、これでもかっというテクニックで聴かせてくれる。

村治佳織さんに技あり、は確認。 ハートはというとどうなんでしょうかね。 またいつか、気が向いたら続く。

(竹)


posted by ワタオン | 日本・女性 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Google AdSense

▲ページの先頭へ