2015年06月17日

宇多田ヒカル - First Love

宇多田ヒカルさんのアルバムはこれまで2作を紹介しているのだが、彼女の曲は全部iTunesに入っていて、全部ウォークマンに入れて持ち歩いていた時期が長かった。 だが、その2作以外はほとんどを消してしまった。

なんでそうなったかという理由の一つに、彼女の曲は、まあアルバムごとにがらっと作風を変えてくるというわけではないのですな。 じゃあまあ、バサッと切って、おんぼろウォークマン領域を確保しようと。

かといって、そこらのありきたりなJ-POP「アーティスト」と違って、同工異曲のオンパレードでもない。 ここらへんの、マーケティングに媚びず、離れずの距離感というのは、すごい、絶妙。

それでまあ気まぐれで、久々にデビュー作となる本作を改めて聴いてみた。 自説に「1アーティストの才能発揮限界は2作まで」というのがあって、ファーストアルバムとなると、かなりの気合をビシバシと感じるものだが、本作にはそれがない。 気負いというのもなくて、才能の一部をさらっと使ってみましたという一品となっている。

レビューはこの1センテンスでおしまい。

過去に紹介し、ウォークマンにいまでも常駐なのは、3作目の「DEEP RIVER」と5作目の「HEART STATION」。ウィキペディア見てたら、奇しくも、それぞれ、紀里谷和明さんと結婚したころと、離婚したころの作品だった。 境遇の変化が露骨に作風に反映されて、やみくもに明るくなったり、暗くなったりするわけではない。しかし、心に訴えるものは大きいからウォークマンに残っている。宇多田ヒカルさんが自分の感性を自分のコトバとスキルで表現しきれてしまう象徴なのではないかなぁと。

紀里谷和明さん、「5時に夢中!」に出ていた。アメリカに留学しました、旅行に行くのはヨーロッパとかなんとか。 進駐軍の占領時代知ってる世代ならまだしも、まだ40代でしょ? ましてや「フランスに行きたし」じゃあるまいし。 最先端を行ってるイメージを醸し出しているが、その世界観は古色蒼然とした人なんだなあ、と思いました。蛇足。

(竹)

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2015年06月14日

矢野顕子 - 音楽堂

「犬の帰宅」が心に響く一作。 「テテテ、テーン」というピアノの出だしから、
娘から噂を聞いた
世の中は魔物だらけ
息子たちは話もしない
家の中は静かすぎる
こんな感じの矢野顕子さんワールドが広がっていく。

ピアノ三部作の続編ですな。 幼少の頃から使い古した、テープで補修されたボロボロのピアノ教則本を、ご本人のつぶやきで見たことがある。 確かな技工のピアノ+ユニークな歌唱の世界の組み合わせは、私のなかではもう定番となっている。

ただですねえ……。 寝入りばなに気楽に聴いて、リラックス、という用途にはいまいちしっかり来ないのですなあ。 ピアノの品質にこだわるあまり、求道的になって来てやしないか。 ちょっと、だらだら聴きを楽しむのを許さない、正座して聴くことを強要されてしまうというところはある。

矢野顕子さんのピアノの世界をよりピュアに楽しむには、ピアノ三部作から気に入った何曲かをつまみ食いから始めるのがよろしいかと。

ところで、犬といえばソフトバンクグループだ。孫正義さんが、後継者にグーグルのお偉いさんだったニケシュ・アローラさんを選んだことが、密かにニュースになっている。

ソフトバンクといえば携帯電話のイメージが強いが、孫正義さんの通信業への進出は、2004年にボーダフォン傘下だった日本テレコムを買収することからはじまる。 2005年にケーブル・アンド・ワイヤレスIDCという国際通信会社も買収。そして2006年にボーダフォンを買収。 まあなんというか、地道なインフラ整備というのは一切やらずに、できあいのモン買って来ただけなんですよね。

そして今度は、インド人を後継者にという、例のサプライズアピール。 iPhone発売で、純増1位とかさかんに宣伝してたけど、いまじゃ3キャリアの中で最下位に落ちている。 日本人もそうそう、ビックリ商法に騙されはせず、このニュースの扱いが少ないのもむべなるかな。

通信会社の命であるインフラもできあい流用するばかりか、企業の命という人材も外部登用。 自社内の叩き上げをコツコツ育てる気もないのかもしれない。

まー、こんな調子なんで、私は間違ってもライフラインをソフトバンクに預ける気はしない。 孫正義さん、通信業の旨味が落ちてきたら、ポイって、アメリカあたりの投資会社に売っぱらっちゃうんじゃないですか。

(梅)

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2015年04月18日

宇多田ヒカル - 桜流し (Single)

人間活動に専念、というはずなんだが、どういうわけか曲が出ている。
本楽曲は自身が主題歌を務めてきた映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズの第3作、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の主題歌として書き下ろされたもの[1]。
Wikipedia 「桜流し」より。

まー、国民的アニメ映画の主題歌ともなると、巨大なカネが動くであろう、そんなかんやの甘い蜜に群がる、宇多田ヒカルさんの周囲の人々というのが見透けてしまって、興ざめするわけです。

そんなシガラミ妄想はふっ飛ばして、宇多田ワールドを聴かせてくれるかというと、そうもいかない。 「SAKURA ドロップス」という既存曲があって、「桜流し」ですよ。 最も、凡庸なのは、サビのこの部分。

Everybody finds love
In the end
愛だの恋だのという、ありきたりなJ-POPの既定路線を、お得意のアメリカ訛りの英語で誤魔化しているようにしか聴こえない。

ホント、こんなしょうもないもん作る暇があったら、結婚生活とか、育児とか、人間のハバを広げる方に専念して、ある日忽然と、新・宇多田ワールドを披露して欲しいもの。

(梅)



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