2015年09月28日

RHYMESTER - MADE IN JAPAN 〜THE BEST OF RHYMESTER〜

ヒップポップとかラップとかいうもんは、地方都市の駅前を走る、タイヤに真っ青のランプがグルグル回る、車高が低い車が、ズンズン低音を響かせて鳴らしてる音楽、以上に興味を持つことはなかった。

しかしながら、平成のカルトであるSEALDsがデモの手法としてすなっていると聞いてみた。 (どうも、SEALDsというのは「立ち上がった意識高い系の学生たち」というキレイ事で済ましていてはいけない気がするんですよ。)

理由は後述するが、ヒップポップとかラップとは、こりゃウマイ所に目をつけたなぁと。 ご本人はヒップポップが好きだとつぶやいてますがね。

ヒップポップとかラップとかと固有名詞を曖昧にしたままにしているのは、

新聞記事で、SEALDsがラップを使っているらしい
→ラップの定番ドコロを検索してみる
→ヒップポップがどうのと出てくる
→やはりラップというほうが正しいらしい
→TSUTAYAにはラップコーナーというのはなく、ヒップポップコーナーならある
→RHYMESTERはヒップポップコーナーにはなく、J-POPのコーナーにあった

と何が何だかわからなくなっているからだ。 ググってみて、

IMG_20150924_0001.jpg

まあ、こういうことらしいし、これ以上掘り下げることはないだろう。

音楽というのは、文字に起こしてしまうとクサい台詞を、気持よく聴かせてしまうという力を持っていることは言うまでもない。ヒップポップとかラップというのは、その発展形、無頼や社会派みたいなメッセージを、ノリノリの音楽で伝えてしまおう、というジャンルらしい。

また憎しみの連鎖 自爆テロ 子供達まで巻き込まなくてもと思うが
それを殉教と呼ぶらしい 本当虚しいが 今持って処置ナシ
民族 国家 主義 主張 宗派 自由もたらすのはその銃か?
ユナイテッドネイション メディアのアジテーション
超えろ オレらのイマジネーション

911 エブリデイ 驚くようなこたぁ別にねぇ
ミサイル 弾丸 雨降りで ただしカメラ回ってねぇ国で
911 エブリデイ 驚くようなことは別にねぇ
死体は散乱 日めくりで もうできりゃ全て目ぇつぶりてぇ
RHYMESTER 「911エブリディ」

まあ、比較的硬派目の歌詞をピックアップすると、こんな感じ。 これを、「オシャレでノリノリ」なリズムに乗せて聞かせる。まあ、ただそれだけだ。

冒頭にSEALDsがうまいところに目をつけたなぁというのは、いい歌だなぁと、思わず口ずさんでしまうことないっすか? 音楽には、リズムと一緒に歌詞を刷り込んでしまう効果がある。 ヒップポップなり、ラップというのは、自分たちの主張したいことをデモやYouTubeを介して、効果的に刷り込ませる道具として有用だろうということ。

ちょっとこの刷り込み効果というとこで、ゾッとするものを思い出した。「修行するぞー、修行するぞー」とカセットテープで信者に繰り返し聴かせていたカルト、オウム真理教があったじゃないですか。 東京の地下鉄にサリンをばら撒くという、世界を震撼させるテロを起こした。

オウム真理教は選挙にもでていて、大敗はしているのだが、その「しょーこー、しょーこー、あさーはらしょーこー」という宣伝歌は今にも耳に残っている。

これはまあ、いかにもシロウトの、もっさりした刷り込み作戦だったからして、大敗もむべなるかな。 しかし、オシャレなラップとかだったらちょっと形勢はわからない。石田純一さんとか、宇多丸さんみたいな高学歴で文化語ります系有名人も肩入れしちゃってますしね。

そして日本の民意というのはかなり雰囲気に流されがち、ということは、ちょっと頭の片隅に入れておきたい。

(梅)





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2015年09月01日

Yellow Magic Orchestra - AFTER SERVICE

1984年発売。 「散開」、要するに解散コンサートの模様を収録したライブ盤。 まあ、歴代のYMOの曲を、別バージョンで聴けておもしろいかな、という程度。

YMOのライブは、YouTubeでいくらでも楽しめる。 別に、無理をして聴く必要はないだろう。

前作「SERVICE」とともに、カラーレコード。 これが衝撃に弱く、なにかの拍子にぽちっとっと凹みができてしまっていて、針が飛んでしまい不愉快だった記憶あり。

(竹)

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2015年08月23日

Yellow Magic Orchestra - SERVICE

1983年発売の、イヤな仕事は断るのも仕事のうち、と教えてくれるアルバム。

このアルバムのプロモーションを兼ね、3人が出演したFM番組を、YouTubeで聞いたことがある。 高橋幸宏さんが、「とっても仲良しのYMO」を、不自然なぐらい強調していた。

本作の作詞作曲の分業体制を見てみよう。

service-ymo.PNG

ウィキペディア 「サーヴィス」より。

見事に、細野晴臣さんと坂本龍一さんの組み合わせが、ナイ。 やはり不仲だったのだろう。

すでに解散が前提だったため、メンバー間の衝突はなく、穏やかに作業が進められたと高橋はコメントしている。
ウィキペディア 「サーヴィス」より。

いや、もう、衝突する気力も無くなり、そうは言いつつもYMOという夫婦関係を維持させるに腐心するに至ったというのが、妥当ではないか。

「浮気なぼくら」を、ほぼ英語歌詞版バージョンにして目先を変えてみましたヨ! という印象。 ピーター・バラカンさんのセンスの良さが光るが、YMOならではのモンがあるかというと、ちょっと苦しい。

何より、三宅裕司さん率いる劇団「S.E.T」のコントを挟むという形態、「増殖」でスネークマン・ショーを挟んだ二番煎じ、自己模倣じゃないすか。 「増殖」のような、音楽とコントが溶けこむ感も、笑いの影のメッセージ性もなし。

iTunesのプレイリストで、S.E.Tの項は全除きした、「S.E.T抜きService」を作った。そして、YMOの作品にしては珍しい、3人の個性が強く前面に出てきている、YMOの変わり種として楽しんでいる。

(竹)

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