2015年08月22日

Yellow Magic Orchestra - 浮気なぼくら & インストゥルメンタル

前作「TECHONODELIC」から、2年あいた1983年に発売。

ここで2度目の方針転換。 歌謡曲を奏でる後期YMOとなる。 『君に、胸キュン。』はこのアルバムと「UC YMO」に収録されている。 30過ぎのおじさん向けの味付けはしているが、歌謡曲は歌謡曲。

何かのレビューに、「これは歌謡曲ではない。なぜなら●●という曲があって、これはBGMに似ているからである」という趣旨の作文があった。 これは、「照り焼きハンバーグはハンバークではない。なぜなら味付けに醤油を使っているからである」と言っているぐらい強引な理論。 信者全開ですなあ。。

ん、まあ、3人の実力からして、余興でこんなモンもさらっと作れてしまいますよ、という程度。 程度ではあるが、土台のハンバーグがしっかりとしているから、きっちり聴かせてくれる仕上がりになっている。

なんか長いタイトルについて、ちょっと解説が必要。 発売当初は「浮気なぼくら」と、歌詞を省いて、誰かが演奏した「浮気なぼくら インストゥルメンタル」という2作の、別の作品だった。 それを1作にまとめたものが、現行バージョンということ。

そんなわけでまあ、インストゥルメンタルのほうは、シングル買うとついてくるカラオケバージョン以下のものです。

(竹)

Yellow Magic Orchestraの関連記事

posted by ワタオン | 日本・グループ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2015年08月08日

Yellow Magic Orchestra - TECHONODELIC

1981年発売。

陰鬱で重い路線を継続。 同じようなリズムがアタマの中を、ウネウネウネウネと回る回る。 だが、決して聞き飽きるということがなく、何回聞いても、「やっぱりこれはいいなぁ」ということになる。

土台がきっちりしているということは、むべなるかな。 曲と曲とのつながりも、相当に練り込み、飽きない工夫をしているのだろう。 とくに、『階段 STAIRS』から『京城音楽 SEOUL MUSIC』のつながりが秀逸。 「あれあれ、曲が変わった!?」と思わせる間もなく、別の世界へと引き込まれていく。

一番のお気に入りは、「新舞踊」。 バリ島のケチャ・ダンスのボーカルを取り入れている。 まあ、伝統音楽を新舞踏と題するあたりは、ちょっと、古色蒼然とした世界観。しかし、1980年代ということを鑑みると、これは、画期的。( 同じくインドネシアのガムラン音階も取り入れているのだが、これは細野晴臣さんが、ソロ・アルバムですでにやっている。)

「YELLOW MAGIC ORCHESTRA」→「SOLID STATE SURVIVOR」の流れと同じく、前作「BGM」から1年を待たずして登場。 実験的な、作りたいモンを作る→大衆目線まで降りてきて、受けそうなモンを作るというのが、規定の流れになっていたのかもしれない。

ちなみに、「BGM」と「TECHNODELIC」からは、「UC YMO」に2曲ずつしか入っていない。 したがって、中期のYMOの世界を楽しもうとしたら、原典にあたるしかないのですな。

(松)

Yellow Magic Orchestraの関連記事


タグ:オススメ!
posted by ワタオン | 日本・グループ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2015年08月07日

Yellow Magic Orchestra - BGM

1981年販売。 こっから、YMOは中期に入る。

「1アーテイストの限界はアルバム2枚目目まで」説というのを勝手に唱えている。、YMOに当てはめると、「SOLID STATE SURVIVOR」がピーク、亜流としてと「PUBLIC PRESSURE」と「増殖」が出た、と解釈すると、この仮定が綺麗に収まる。

3作目以降はついてきたファン相手に、自己模倣の繰り返しで、なんとかなるみたいなのだが、YMOはそれをしなかった。 暗く、重い、梅雨時の夜の様な音楽に、方針転換。

YMOの曲は、基本的に聞き飽きるということがない。それは、イタズラに時代に迎合せず、自身の技とハートを、ドーンと振り絞ってきた証だろう。 暗く、重くても、陰鬱な気分になって聴くのがいやになってしまうということはない。しっかりと、一気に聴かせてくれるモンを提供してくれている。

最後の曲『Loom』の、暗い「ミヨ〜ン」という音が変化しながらフェードインしてくるところなんか、鳥肌モンですわ。

細野はYMOのベストと思われるアルバムとして、古くならない音と歌詞の内容の良さから『BGM』を挙げている[2]。

また高橋も、他のアルバムの中で自分たちが言いたいことを初めて歌詞で表現したこと、歌詞に一番こだわったこと、言葉とサウンドがうまく合体していることから『BGM』をベストアルバムと評価している[3]。
ウィキペディア 「BGM (YMOのアルバム)」

とのこと。 私が一番好きなのは、次に紹介する、「TECHNODELIC」。

(竹)

Yellow Magic Orchestraの関連記事

リンクに表示されるテキスト

posted by ワタオン | 日本・グループ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Google AdSense

▲ページの先頭へ