2016年03月13日

矢野顕子 - Love is Here

ジャケットの帯には「かけっぱなしで、気持ちいい。じっくり聴くと、すごい。」。スマホに入れてかけっぱなしにしてみたが、なんかメリハリもなく聴き終わってしまったなぁという印象しか持たなかった。

だがしかし、家でゆっくり聴きだしたら、確かに、すごい。

すごい所その1は、凝りにこった生音伴奏。 小さなドラムの音の一つ一つまでに、何回録音しなおしたんだろうかこれという緻密さを感じられる。 無論ピアノの音もしっかりと、矢野顕子ワールドとしてしっかり役割を果たしている。

すごい所その2は、ボーカルがどんなにすごい伴奏であっても伴奏負けしていない点。 あの矢野顕子ワールドは堅持されており、じっくりと、何回も聴き直したくなる歌詞がつまっている。これは、彼女が自分の感性で紡ぎ出したコトバを、自分の技で聴かせる稀有なアーティストであることの証だろう。

ちょっと難癖をつけるとしたら、1993年発売、矢野顕子ワールドも成熟しきってしまっている。手慣れすぎてしまったというのはあるかもしれない。「ツ・・の私」とか歌詞にしちゃう勢い感はもうない。

いわゆる「ピアノ三部作」の間に作られた作品。 いやいや、ピアノづく期にもこんなの作ってたんすね。勉強不足でした。

(松)


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2016年03月09日

Yellow Magic Orchestra - NO NUKES 2012

YMOの、おおむね有名ドコロの曲が別アレンジのライブ盤で聴けてよかったですね、ってだけ。

それにしても情けなくなるのが、なんのヒネリもないタイトル。 いっそコントでも入れればいいのに。

"What is your company?"
"My company is very famous. Wahaha... Toohhho Kyhooo DehhhhnnRy..."

と。

反原発とかを叫ぶのは、一人で十分です十分。

(梅)


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2016年02月29日

中森明菜 - FIXER

中森さんの最新作だがこれはダメだ。 ダメなところ3点。

安っぽいアルバムジャケット

中森明菜さんのアルバムのなかでは、『BEST FINGER 〜25th anniversary selection』につぐショボさ。カメラのキタムラでポートレート撮って、適当にありものの画像と合わせればできてしまいそうな雰囲気。 初回限定盤と通常版で顔写真を変える芸はある。だがこれ、レイヤー1枚入れ替えただけだろう。

オトク感を出そうとして貧乏臭い

「Rojo -Tierra-」と「unfixable」の2曲のアルバムバージョンが収録されている。 通常バージョンも収録されている。 こういうのは、シングル買った人をまた買わせるために収録させるのが常套手段だと思うのだが、両バージョンをいきなり載せるのは珍しい。 お得といえばオトクなんだが、もう入れられるもんは入れちまえというナゲヤリな姿勢を感じられてしまい、貧乏臭くもある。

圧倒的な声量不足

シングルを速攻ダウンロードした「Rojo -Tierra-」の時にはこれも味のうち、と感じていていた。 だが、これが続けざまにくると、もう悲しくなってくる。 30代、40代と夜半を重ね、味を感じさせて来てはいた。ここまで来ると、萎びたみかんを食わされる気分になってくる。

50代、それは仕方のないことなのかもしれない。 しかしながら矢野顕子さんなんか、還暦超えですよ。 それでいて、あのユニークな世界を断じて壊さない声質をキーブなさっているんですよね。 もうちょっと周囲の思惑に当事者がついていけてないのではないか、とひしひしと感じながら、歌姫シリーズを聞き直していたりしている。

(梅)


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